企業理念

歩道を利用する人が
”冬でも安全に利用できる歩道環境”とは

歩道を利用する人が、”冬でも安全に利用できる歩道環境”とは、どんか状態をいうのか、どうすることが望ましいのか。
歩道除雪にかかわる人がそれぞれ、過酷な作業のため沢山の問題点を抱えている。

私には、全てを解決出来ないが雪との関わりが長いおかげで雪の特性・危険性は、体に沁みついている。
私は、旧東蒲原郡三川村上綱木に生まれ、5歳の時病気で父が亡くなり、兄弟4人を母親が育ててくれた。
その為、冬の雪に対して、小学1年生から隣の家までの約30mの距離の道をかんじきで雪踏みをし、学校が休みの時は、家の屋根の雪下ろしをしていた。

「雪を甘く見てはいけない」ということを幼いころから経験している。

社会人になってから、除雪は、鉄製のスノーダンプから始まり、除雪機、フォークリフト、バギー、バックホー、ホイルローダー、大型特殊車両とたくさんの除雪車両を体験し、17年間歩道除雪に対応出来る重機を探してようやく出会うことができたのがBobcatの小型重機だ、小回りが出来て歩道のどんな雪にも対応できることを2022年12月寒波、2023年1月寒波で立証できた。

こども達は毎日、除雪した歩道を安心して通学しているが車道での交通死亡事故は2023年他市で発生している。
除雪は、その時の雪質でどういう除雪が望ましいいのか、知恵を絞って除雪を行う。
除雪する場所によって、除雪のやり方は変わってくる。

歩道除雪については、2005年から実態を調査して、沢山の課題と向き合い解決策を考え、現在「歩道除雪プロジェクト」を進行中である。県民・市民の求める冬の歩道環境は、柔軟な姿勢が解決の”鍵”となる。

私がシニアカーに頼る年代になるころまでに、冬でも安全に自由に出歩ける歩道環境が整っていることを望んでいる。

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